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2014/02/12

日本からイギリスへの荷物の発送(1): VATをめぐる戦い

ニーズはないかもしれないけど書きまーす。

VATをめぐるHMRCとの戦い。(←大げさ)

日本からの荷物の発送。安い方法、確実な方法、早い方法。…はまた次回かなwww

=====

第1便


2013年8月中旬に渡英した私ですが、9月半ばに突然寒くなって、急遽上着や長袖が必要になりました。
当時東京は22~25℃。ロンドンは15℃くらいでした。


渡英前に準備していたのは渡英後すぐに送ってもらう荷物と、秋冬になってから送ってもらう荷物。

こちらで新しいお洋服を買う予算があまりなかったので(こっち来て働いてなかったし)
家族に 寒い!!凍え死ぬ!! というヘルプメールと長ーい「荷物送ってリスト」を送りつけました。

私を不憫に思った家族はすぐに荷物を送ってくれ、5日後には10キロ弱の荷物が届きました。

このとき使ったのはEMS便。送料16000円です。
高いけど早く着きますね。保険も付いてます。

=====

第2便


11月末、だんだん寒くなってきて、それまで着ていた上着では耐えられなくなってきた頃。
当時東京は15~18℃。ロンドンは10℃を切っていました。

またリストを送りつけます。
家族はなんとか私の要求を満たし(私、悪いことしてるみたいw)、荷物を送ってくれました。
今回もEMS便。

ところが5日後。
荷物を楽しみにしている私に1通の手紙が届きます。
差出人はParcel Force。強そうな名前。

…嫌な予感。嫌な予感しかしません。

ドキドキしながら手紙を開けます。

……
………



キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!

これが巷で噂のVAT支払請求か!!!!!


INVOICE金額や荷物の明細(重量・サイズなど)は書いてありません。
支払わなきゃいけない金額と科目のみの通知。
私に課せられているのはVATで、関税は0。 それに通関料。
問い合わせ先はParcel Forceのサイトの窓口。

まずは家族に問い合わせ。
重さどのくらいだった?金額いくらで書いた?荷物の送り状の写真送ってー。

結果、第2便も10キロ弱、送料16000円、ほぼ第1便と同じでした。
前回はVAT払ってないのに、なんで今回??

=====


ここからHalさんの戦いが始まります。

まずはParcel Forceのサイトからフォームで問い合わせ。



VATが高すぎるように思うんだけど、申告に使ったINVOICE見せて?
どうやって手数料計算してるのか教えてくれる?

結果、彼らからの返信は


あなたのチャージは関税とVATだから。
手数料はパーセルフォースがもらうから。

荷物受け取ったら白黒のラベルが付いてて、そこに詳細があるから。
その他の関税とVATの問い合わせはHMRCにしてね。

…なんの役にも立たねー!!!!!

さらにですね、


関税とVATの質問がある人はWEBサイトのNotice143を検索してね。
ガイダンスもあるし、UKBAにフォーム使って問い合わせてもいいよー。

If you have an enquiry related to customs or any other taxes or duties, please contact HMRC through the website www.hmrc.gov.uk and search: ‘Notice 143’.”. Guidance is also published on the Business Link website: www.businesslink.gov.uk please search for: ‘postal import’. You can also write to the UK Border Agency using form BOR286 which can be found within the HMRC Notice 143.

実はレターにもそんな文言が書いてあったので、事前に ない頭フル活用で読んでおきました。Notice143。


送り状にどのように書いてあっても、支払わなきゃいけないような文言。
払わないと21日後には日本に送り返されちゃうし。

どんなことが書いてあったかというと… 
2.2 Do I have to pay import duties and/or import VAT on goods sent to me?
Most goods arriving in the UK from outside the EU are liable to any or all of the following taxes:
■customs duty
■excise duty
■import VAT
and must be paid whether:

■you purchase the goods or receive them as a gift
■the goods are new or used (including antiques)
■the goods are for your private use or for re-sale
ざっくり訳すとこんな感じ。 
EU圏外からUKに到着した貨物は

関税 / 物品税 / 輸入付加価値税

を支払わなくてはならない。以下にかかわらず。

あなたが購入したものでも、ギフトとして受け取ったものでも
品物が新品でも中古でも(アンティークを含む)
個人使用でも、転売するものでも     (Hal訳:間違いはご指摘ください)

VAT自体日本にない仕組みだからかもしれないし、私の英語力の問題かもしれないけれども、いまいちしっくりこない。
どうしても納得いかないHalさん、

HMRCの問い合わせ番号に電話しました。


電話口の人は、申告価格と送料と、こういう算出方法、っていうのを教えてくれました。


(品物の金額[申告価格]+送料)×20%

(10000+16000)×20%=5200 → GBP換算 £1=¥160で計算して VAT£32.5
(実際は端数が少し違うのとレートの関係で£33でした)

それに通関料が£13.5。(どうもこれは一律のような感じです。)

前回も同じくらいの量を送ってもらったのに何もなかったんだけど??
って聞いたんだけど、…あんまりよく覚えてないんです。。
電話してる最中は「あー…」と思ったんだけどすぐ忘れちゃった。(私の脳味噌!!)

服だけで1万円(60ポンド以上)だったから、だったような。曖昧。

=====

結局、先述の2.2項のせいで免れる道はないと悟ったHalさん、電話を切った直後に支払い手続きをしました。。
£46…orz 痛すぎる…


うーん…なんとなく、つかめたような気がします。
※でも100%VATを逃れる、という手はありません。


次回はこのことを踏まえて、日本からの荷物の送り方まとめます。


ということで、どーも。

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