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2014/02/15

日本からイギリスへの荷物の発送(2): 料金比較 / 送り状のポイント

我ながら、今回の方がニーズがありそうだわ。
日本からの荷物の発送方法について。

送る手段はいくつかあります。

  • EMS便
  • SAL便
  • 航空便
  • 船便
  • 小形包装物
  • 国際宅急便
  • 留学宅急便


国際小包という記載が日本郵便のサイトにあるのですが、2kg以下が小形包装物という送付方法を取れるというだけで、
要はSAL便以下3つの送付方法の総称なので省きます。

「国際宅急便」、「留学宅急便」はヤマト運輸の商品です。

=====

送料の虎 国際宅配便 で勉強したので

それぞれの送付方法について、簡単にまとめます。

所要日数10kg送った場合の料金も。

所要日数は東京・大阪~英国とします。
(ヤマト運輸は「日本から」とざっくりですが、日本郵便は東京と千葉で日数が異なりました。)
サイズも規定がそれぞれあるのですが、一つ一つ考えると私の小さな頭がパンクするので、重さのみで考えます。
便宜上ヤマト運輸の国際宅急便は100サイズで料金を取ります。箱は大きいけれども軽い、などのケースはこの限りではありません。
留学宅急便は最小サイズが120サイズ15kgまでなので、その料金を記載します。


EMS便  >2日 16,200円

国際スピード便(Express Mail Service)、損害賠償制度(保険)あり
高い早い。私2回中1回、友達1回中1回VAT支払。
実質ロンドン市内までで5日くらい。


SAL便  >2~3週間 12,550円

航空機の空きスペースを利用して送付。
日本国内と到着国内では船便として扱い、両国間は航空輸送するので、船便より速く、航空便より安いサービスです。(日本郵便サイトより)
空きがあるとき、ということなので所要日数は安定せず。2週間くらいか。


航空便  >6日 17,650円

…EMSより高くて日数がかかるって存在意義はどこにあるんだ。


船便  >2~3ヶ月 6,750円

サイトには1~3ヶ月と書いてありますが、世界各方面向けの話で、ヨーロッパは1ヶ月では絶対に届きません。
船が日本を出港してからヨーロッパの大きな港に着くまで30日以上かかるためです。(多分現在約40日)
日本国内と現地での通関・配送日数を足して最短で2ヶ月弱かかると思います。


国際宅急便  >6日 10,150円

保険あり。
…ヤマトさんすげーなぁ。なんでこっち知らなかったんだろう。
次回から頼もう。


留学宅急便  >10~14日 28,000円(120サイズ15kgまで)

別送品として自分が渡航してから6か月以内なら身の回り品を送れるサービス。
申告価格20万円までは免税手続きをしてもらえると思うので、関税・taxフリーになります。
VATはtaxなのでフリーになるはず。
手続が面倒だからちょっと価格が高いかな。

※UK側のduty・taxについては大好きなHMRCにて確認("大好き"の由来は前回記事参照w)


さて、話題の小形包装物。

2kgまでの荷物をEMSやその他国際小包より安く送れるそう。
これもSAL便・航空便・船便から送付方法を選べます。
保険あり。

早速料金比較。
私がグダグダ書くより、サイトから引っ張ってきましょう。
東京から2kgで検索。


日本郵便

































ちなみに国際宅急便は2kgまで3,200円です。
小形包装物、安いですね。保険あるし。


ざっくり結論だけ言うと、

  • 2kgまでの小物なら、小形包装物
  • 25kgまでの荷物なら国際宅急便
  • ~30kgまでは国際小包

  • 高くても早くつけたい人はEMS(でもヤマトとたいして日数変わらんな。)
  • 時間がかかってもいい、とにかく安く!!なら船便

となりますね。


=====

で、ですね、重要なのは送り状の書き方なんです。と思うんです。
なるべくVATは避けたい。そのためにHalは考えました。
※100%VATを避けられる、という方法はありません。そんなん私も知りたい。
※なので「この通りに書いたのにVAT請求来た」という苦情はお受けしません。

EMSのラベルしか見てないんだけど、ポイントだけ書きまーす。


  • 身の回り品の所にチェックを入れる
  • 贈り物(Gift)の所にもチェックを入れる
  • なるべく品目を細かく書いて、単価が安くなるようにする

こう考えた理由HMRCのNotice143にあるのですが
そのことは後日追記します。

当然のことながら、合計金額が高ければVATの価格も高くなります。
前回「VATをめぐる戦い」で書いたように
(品物の金額+送料)×20%=VAT
なので。


単純に合計金額を安くしてもいいんですが、何かあった時に補償額も下がります
その辺は個人の判断ですが。


こんな感じでしょうか。
久しぶりに頭使ったらおなかすいた。

しかし、本当に航空便の存在意義はなんなんだ…?

ということで、どーも。


参照サイト(いつもお世話になります):

ヤマト運輸 国際宅急便 留学宅急便

4 件のコメント:

  1. Halさん
    はじめまして。
    貴重な情報をありがとうございました。
    私は、アマゾンを利用してイギリスに輸出をしております。
    輸出した商品のひとつが税関で保管されています。
    教えて頂きたいのですが、
    受取人(商品購入者)は、どの様にしたら商品を受領出来るのでしょうか?
    関税はどうやってどこに支払えばいいのでしょうか?

    教えて頂けたら幸いです。よろしくお願い致します。

    返信削除
    返信
    1. Unknownさん(ごめんなさい、お名前がわからないので)

      受取人の方が、HMRCからレターを受け取られたのでしょうか。
      「税関で保管されている」だけだと状況を把握しきれないのですが、
      もし納税しなければいけないようであれば、そのレターに詳細が書いてあるはずです。

      何とも言えませんが、おそらくVATの請求で、(確か)HMRCのサイト内から支払いできると思います。
      下記サイトが参考になるといいのですが…

      また何か詳細がわかってヘルプが必要でしたらご連絡ください。

      https://www.gov.uk/goods-sent-from-abroad/overview
      https://www.gov.uk/government/publications/notice-143-a-guide-for-international-post-users/notice-143-a-guide-for-international-post-users
      https://www.gov.uk/topic/business-tax/vat

      削除
    2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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    3. Halさん
      早速ご返信頂きましてありがとうございました。
      詳細確認してみます。

      削除